自作PC推進委員会 第3回 メモリの話
真面目に資料を集めて作りました。
メモリとは
ハードディスクから読み出したデータを置いておいたり、CPUが作業するスペースを提供するものです。
もちろんサイズが大きければ大きいほどいいものですが、これには種類が色々あったりします。
現在ではメモリはSIMM、DIMM、RIMMの3種類に分かれています。
SIMM
SIMMとはSingle Inline Memory Moduleの略称です。
もう完全に1世代前の種類となってしまったメモリですね。
表裏で同じ電気信号が流れて動作します。
基本的に2枚1組となって使われるメモリで1枚72ピン、動作電圧5Vのものが主流です。
値段は安かった(今は品薄で逆に高いかも)のですが、非常に低速です。
DIMM
DIMMとはDouble Inline Memory Moduleの略称です。
現在主流となっているメモリの種類ですね。
表裏で違う信号が流れて動作します。
1枚単位で使用され、ピン数はデスクトップが168、ノートが144が主です。
動作電圧は3.3Vのものが主流です。あとはたまに5Vのものがあるようですね。
DIMMの中でもシンクロナスDRAM(通称SDRAM)がメジャーとなっていますが、
これの早さはCPUのベースクロックに依存するようです。
ベースクロック66MHzに対応したSDRAMをPC66
ベースクロック100MHzに対応したSDRAMをPC100
ベースクロック133MHzに対応したSDRAMをPC133と言います。
PC100はベースクロック66MHzにも、PC133はベースクロック66MHz、100MHzにも対応しています。
RIMM
RIMMとはRambus Inline Memory Moduleの略で米国ラムバス社(Rambus Inc.)の商標です。
メモリチップにDirect RDRAM(Rambus DRAM)を使用したメモリモジュール(メモリボード)です。
SDRAMと形状は同じですが、互換性は全くありません。2.5Vで動作します。
PC600,PC700,PC800の3種類があります。PC600でSDRAMのPC133CL3の2割程度高速で、
PC800がPC100CL2の2倍程度の早さを持つと言われています。
以前に比べだいぶ値段は下がりましたが、それでもSDRAMに比べるとはるかに高く、
普及にはまだまだ時間がかかると思われます。
Cas Latency
メモリではよく「PC100CL2」や「PC133CL3」などと聞くことがあります。このCL2(CL3)とは何でしょうか。
それがこのCas Latencyと言うもので、メモリーアクセスにの際にかかる時間(クロック数)を表しています。
PC133CL3とPC133CL2では、PC133CL2の方が高速ということになります。
(とは言っても体感的にはそんなに差はないと思います、
PC133CL3とPC133CL2でだいぶ値段が違うようならばPC133CL3を買っていいでしょう。)
パリティ
メモリのデータが様々な理由によりおかしくなってしまった際これを検出するものです。
この機能が付いたメモリとないメモリが存在します。
最近のPCはこの機能がないメモリでも動作します。
(質が良くなったから、この手の機能は不要になってきたんでしょうかねぇ・・・・?)
パリティを必要としないマシンで、パリティのあるメモリは使えますが、
逆は当然ながらダメです。しかし、メモリにパリティジェネレータという機能があると、
動作する場合もあります。これはメモリにパリティ機能があるように見せかけるものです。
ちなみにパリティのないメモリのことをノンパリと言ったりします。
ECC
ECCとはError Checking and Cirrectionの略です。
パリティではエラーを検出するだけでしたが、ECCはこのエラーを修正する機能も持っています。
SDRAMにはECC機能付きとECC機能無しが存在します。
ECC機能付きの方が当然ながら高価です。
PCそのものがECC機能に対応していない場合もあるので要注意です。
ECC機能対応のマシンではECC無しのモードに出来ない限りはECC付きのメモリしか使えません。
ECC無しモードの時のみECC機能付きとそうでないメモリを混在させることができます。
余談ですがECC機能が付いたメモリは最初に全て0で初期化しなければいけないため、
PCの起動に少々時間がかかるようになるそうです。
クロックアップ時の注意
CPUをクロックアップすると同時にSDRAMの動作速度もクロックアップされてしまうことがあります。
(マザーボードによっては別々の動作クロックを設定することもできますが)
もしベースクロックが100MHzでPC100のメモリを使用し、クロックアップでベースクロック133MHzにした場合、
メモリについてもオーバークロックが起きてしまい、メモリが原因でPCが動作しなくなる可能性もあります。
オーバークロックを視野に入れている場合は、メモリの動作クロックも考えて購入するようにしましょう。
メモリ取り扱い上の注意
メモリは静電気に非常に弱い代物です。
メモリに触れる際は、あらかじめサッシなどに触れて静電気を放電しておくようにしましょう。
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